排卵日と妊娠

排卵日を知ることが妊娠への第一歩
妊娠にはタイミングが大切です。
卵子の寿命は約24時間、精子の寿命は3~7日ですから、排卵日3日前から排卵日翌日が最も妊娠しやすい時期だといえます。
では、あなたの排卵日はいつでしょう。
基礎体温の低温期最終日にガクンと体温が下がり、その後高温期に入ったら、その体温が下がった日の前後が排卵日です。
正確な排卵日は後からグラフを見て特定するしかありませんが、既に2、3ヶ月経過している場合は過去の周期パターンから排卵日や妊娠しやすい期間を予測することが出来ます。
卵子の寿命が24時間と短いのに比べて精子の寿命が数日間であるため、あくまで「予測」である排卵日を狙うよりも、1~3日前を狙った方が妊娠の可能性が高いと言われています。
いずれにせよ、自然妊娠を考えるのであれば、まずは基礎体温を2~3ヶ月計測して自分の基礎体温の周期を把握しましょう。
基礎体温が理想とされるグラフの形に一致せず、排卵日を予測するのが難しい場合は、唾液で簡単にチェックできる排卵検査薬などを併用するとよいでしょう。


妊娠には卵子の質も重要
妊娠には卵子の質も重要ポイントです。
卵子の質の良し悪しは黄体ホルモンが正常に機能しているか否かで決まりますが、これも基礎体温でチェックできます。
黄体ホルモンは「基礎体温を上昇させる」働きを持っていますから、高温期が安定して訪れているかを見ればよいのです。
1.高温期に入る時、3~4日で一気に37度近くまで上がる。
2.高温期がほぼ37度で安定し、約2週間続く。
これらの条件を満たしていれば、黄体ホルモンは正常に機能していますので、卵子の質も高いと考えて良いでしょう。
