月経周期と感情の変化

基礎体温による感情の変化
いくら気をつけていても、月経周期によって感情が高ぶったり落ち込んでしまう時期はどうしてもあります。
基礎体温によって月経周期のリズムを把握し、それぞれの心の状態を知ることで、気持ちのよい過ごし方を身につけましょう。


月経周期と精神的な影響
1.月経期
心身ともにブルーになりがち。睡眠をしっかりとり、体と心を休ませましょう。
2.低温期
心も体も安定し、活力がみなぎって最もイキイキする時期です。
何か新しいことを始めるにはベスト。旅行や習い事の計画をしたり、重要な仕事も出来ればこの頃にするとよいでしょう。
3.高温期
不安定でデリケートな時期です。情緒が不安定になるので、集中力が散漫になり、判断力が鈍りやすくなります。
そのため、仕事の能率が上がらないかもしれませんが、気にしないこと。交感神経の働きが活発になることから、緊張感も高まりますが、気を楽にしましょう。
ケアレスミスに注意し、周りとは無用な衝突を避けるようにしましょう。
4.月経期直前
月経前症候群(PMS)という言葉があるように、心も体も不安定になり、感情をコントロールするのが難しくなります。
食べたい物を我慢するとますますイライラし、甘いものが無性にほしくなったりしますが、これは糖分を摂ることで情緒を安定させる脳内物質が増えるため。この時期は、食べたい物を食べた方がよいでしょう。
また、大切な決断や別れ話は禁物。すぐにカーッとなり、大ゲンカにまで発展しかねません。
傷つきやすくなり、落ち込んだり怒りっぽかったりしますが、そういう時期だと思って受け止め、リラックスする方法を見つけて乗り切りましょう。
また、月経周期による感情の変化は女性特有のものですから、男性にはわかりにくいものです。
パートナーの男性がいる場合は、月経周期によって怒りっぽくなったりブルーになりがちな時期があるという事を伝えて、無用な衝突を避けるようにしましょう。
