計測を長続きさせるために

基礎体温の計測は「大体」でOK!!
「基礎体温をつけることがストレスだ」という人は少なくありません。
実際、基礎体温の計測をやめてしまった女性の5割近くが「面倒だったから」という理由を挙げるそうです。
しかし、「絶対に毎日測って記録をつけないといけない」と神経質になる必要は全くありません。
基礎体温表に記録するにしても、グラフの大体の形がわかれば自分の基礎体温の周期やパターンを読み取ることが出来ます。
通勤電車の中で「あ!今日計測忘れた!」と気付いたら、「いいや、明日忘れなければ大丈夫!」とスッパリ気持ちを切り替えましょう。
たまに忘れても大丈夫、くらいの気持ちで気楽に測ることが、長続きの秘訣です。


基礎体温に振り回されない
基礎体温をつけていると、自分の心身の色々なことがわかって便利です。
しかし、基礎体温を重要視するあまり、「基礎体温表のグラフが理想的な形じゃない!何か悪いところがあるんだ・・・」などと悩まないでください。
例えば、基礎体温がバラバラなグラフを描いていても妊娠する人はたくさんいます。
基礎体温は、きれいな線になるわけではなく、下がったり上がったりを繰り返して微妙なギザギザになります。
また、その日の眠りが浅かったり、前日の家事や仕事の疲れが残っていたりと、ちょっとした事で基礎体温は微妙に変化します。
ですから、基礎体温に一喜一憂しないこと!
特に、基礎体温をつけて排卵日を特定したいという方は多いですよね。
でも、基礎体温で「排卵日」や「妊娠の可能性の高い日」を正確に見極めるのは、医師でも難しいことなんです。
ですから、自分が排卵日の特定が上手くいかなかったからといって、イライラしたり落ち込むことは全然ありません!
基礎体温は、あくまでもカラダのサイクルを知るためのバロメーター。
「この日が排卵日だった」「低温期と高温期がはっきりしている」など、自分のホルモンバランスを後から確認するための手段です。
基礎体温にあまり多くのことを求めず、気楽に、気長につきあっていきましょう!
