婦人体温計の種類

基礎体温は、婦人体温計で測りましょう
基礎体温の測定には、「婦人体温計(基礎体温計)」と呼ばれている専用の体温計を使います。
婦人体温計は薬局やネット通販で購入出来ますが、シンプルで安価なものから若干値段は高いものの高機能なものまで色々な商品があります。
機能面で色々な細かい違いはありますが、婦人体温計のタイプは大きく2つに分けられます。
1.水銀計
昔ながらの水銀式の体温計です。
測定時間は5分と時間がかかりますが、「正確さではやっぱりこれ」と、今でも水銀計を愛用している方も多いです。
値段が安いのもメリットの1つですが、測定時間が長いため測定中に寝てしまう人も多いようです。
また、力が加わったり落としてしまうと壊れやすいため、取り扱いには注意が必要です。
2.電子体温計
測定時間が1~2分と水銀計よりも短く、測定終了時にアラームが鳴るため、測定したまま寝過ごすこともありません。
通常の水銀計とほとんど同じ大きさの商品から、ディスプレイ内臓の高機能な商品まで色々なバリエーションがあります。
最近では、計測した体温を自動的に記録・グラフ表示してくれる高機能の商品が人気となっています。
付いている機能にもよりますが、数千円~1万円強と水銀計より高いのが欠点ではあります。


まずは電子体温計がおすすめ
水銀計と電子体温計、どちらがよいのでしょうか。
水銀計は「より精度が高い」「安い」というメリットがあり、電子体温計には「測定時間が短い」「壊れにくい」「自動的にデータを記録してくれる」などのメリットがあります。
どちらのタイプが合っているかは人それぞれだとは思いますが、基礎体温生活をこれから始める方には電子体温計をおすすめします。
我が家には水銀計と電子体温計の両方がありますが、寝起きに5分間布団の中で水銀計をくわえていると眠くなります(笑)
また、計測した数字を記録してグラフ化するのも、毎日となると意外に面倒。
最近の電子体温計は約200日間のデータを自動記録+グラフ化してくれるのでとても楽ですし、計測が終わるとアラームで知らせてくれます。
高機能な商品は7,000円~10,000円程度しますが、壊れにくいですし一生ものだと思えば決して高い買い物ではないと思います。
基礎体温の計測は続けることが大切ですから、「これなら私でも続けられる!」と思える婦人体温計を選ぶようにしましょう。
